2009年 06月 29日
自分自身を変革させる
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Vol.9【2009年6月29日(月)】
今年度の第1四半期が終了する。予算の達成度合いはどうだったか?定量と共に定性の目標はクリア出来たのか?レビューしながらも、環境の変化に対応し、次代を見据えて自己変革していかなければならない。企業は人で成り立っているから、社員自身が変革しなくては企業は変革できない。
インターネットの急速な普及によって世の中は10数年前と大きく様変わりした。今やネットを使わずに仕事や生活をすることなど考えられなくなった。ネット社会は急速に変化するから、常に自分自身も変化に対応できるようにしていなくてはならない。今日のテーマは「自分自身を変革させる」である。
現状維持とは褒め言葉ではなく停滞を意味する。マイナス思考の最たるものとして認識しなくてはならない。もちろん現実の仕事をこなすことは当然の義務、責務であることに変わりないが、それだけでは成長も発展もない。それは競合との争いに負けることを意味する。
今のままの「目線」や「働くフィールド」やそこでの「思索の深度」は微温的で心地よいのだ。挑戦も刺激もなく過ごすことを良しとするのであれば、ネット社会の恩恵を享受して仕事をする場からは退場すべきである。
「今のこのままの目線」だけであれば、いつまでも同じところしか見えない。それは足元を見つめる大切な目線であるが、現実だけに捉われ、成長の生命線を断ちきってしまうに違いない。高く遠くを見る大きな志の目線を持つことが必要なのである。それは自分自身を変革して飛翔させるための重要なファクターである。志を持つことで、それが目標となりそれに向けての戦術を編み出そうと努力が始まるのである。
現状満足は、志の低さだけではなく、自分が働くフィールドを自ら規定してしまうことでもある。フィールドを拡げることは、新しい状況が次々に生まれてくることになる。自ら進んでフィールドの業際を切り拓いていくフロンティア精神は、まさに精神的な成長を伴わせるものであろう。
大きな仕事の場は、与えられるポジションからだけではなく、「志」から拡げられるものでもあるのだ。
現状維持の最後砦は思考回路である。固まって柔軟性のないアタマ、変えられない思考は、まさに思考停止状態である。目線を変えて高い志を持ち、自らのフィールドを拡張させたならば、それに合わせた考え方も持たなくてはならない。
思索のプロセスは色々と多様である。ものを考えるスケールを深めていくことは意識して出来ることである。
前回の「手順よい仕事の進め方」でも話したが、「自分が主人公の仕事」をやることが自分自身の変革になることなのである。
漫然と現状をあるいはそのやり方を肯定して殻を破らずにいることが、「仕事」であると思い、また、ぬるま湯に浸かった心地よさを求めるのであれば、再三言うようにネット社会で生活や仕事をしてはならない、否、出来ないのである。
会社の行動規範とした「常に自己ベストを狙おう!」とは自己変革することなのである。
「自己変革」出来ない人間の「現状満足」は<死>を意味するのである。
※参考:「経営の力学」 伊丹敬之著 東洋経済新報社
今年度の第1四半期が終了する。予算の達成度合いはどうだったか?定量と共に定性の目標はクリア出来たのか?レビューしながらも、環境の変化に対応し、次代を見据えて自己変革していかなければならない。企業は人で成り立っているから、社員自身が変革しなくては企業は変革できない。
インターネットの急速な普及によって世の中は10数年前と大きく様変わりした。今やネットを使わずに仕事や生活をすることなど考えられなくなった。ネット社会は急速に変化するから、常に自分自身も変化に対応できるようにしていなくてはならない。今日のテーマは「自分自身を変革させる」である。
現状維持とは褒め言葉ではなく停滞を意味する。マイナス思考の最たるものとして認識しなくてはならない。もちろん現実の仕事をこなすことは当然の義務、責務であることに変わりないが、それだけでは成長も発展もない。それは競合との争いに負けることを意味する。
今のままの「目線」や「働くフィールド」やそこでの「思索の深度」は微温的で心地よいのだ。挑戦も刺激もなく過ごすことを良しとするのであれば、ネット社会の恩恵を享受して仕事をする場からは退場すべきである。
「今のこのままの目線」だけであれば、いつまでも同じところしか見えない。それは足元を見つめる大切な目線であるが、現実だけに捉われ、成長の生命線を断ちきってしまうに違いない。高く遠くを見る大きな志の目線を持つことが必要なのである。それは自分自身を変革して飛翔させるための重要なファクターである。志を持つことで、それが目標となりそれに向けての戦術を編み出そうと努力が始まるのである。
現状満足は、志の低さだけではなく、自分が働くフィールドを自ら規定してしまうことでもある。フィールドを拡げることは、新しい状況が次々に生まれてくることになる。自ら進んでフィールドの業際を切り拓いていくフロンティア精神は、まさに精神的な成長を伴わせるものであろう。
大きな仕事の場は、与えられるポジションからだけではなく、「志」から拡げられるものでもあるのだ。
現状維持の最後砦は思考回路である。固まって柔軟性のないアタマ、変えられない思考は、まさに思考停止状態である。目線を変えて高い志を持ち、自らのフィールドを拡張させたならば、それに合わせた考え方も持たなくてはならない。
思索のプロセスは色々と多様である。ものを考えるスケールを深めていくことは意識して出来ることである。
前回の「手順よい仕事の進め方」でも話したが、「自分が主人公の仕事」をやることが自分自身の変革になることなのである。
漫然と現状をあるいはそのやり方を肯定して殻を破らずにいることが、「仕事」であると思い、また、ぬるま湯に浸かった心地よさを求めるのであれば、再三言うようにネット社会で生活や仕事をしてはならない、否、出来ないのである。
会社の行動規範とした「常に自己ベストを狙おう!」とは自己変革することなのである。
「自己変革」出来ない人間の「現状満足」は<死>を意味するのである。
※参考:「経営の力学」 伊丹敬之著 東洋経済新報社
by bn0707bn
| 2009-06-29 09:46