2009年 06月 22日
手際よい仕事の進め方
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Vol.8【2009年6月22日(月)】
先週6月17日(水)が弊社の第2回定時株主総会であった。その後の取締役会と併せて無事に終了した。この1年間代表取締役社長を務めることとなった。
どうぞよろしくお願いします。
いつも仕事は湧いてくる。一体どこから来るのだろうか?と本当に不思議に思ってしまう。だが、仕事は穴をあけるわけにはいかない。誰かに迷惑が掛かるばかりでなく、ビジネスが破綻してしまう。なので、溢れ出る仕事をうまく進めるには、が今日のテーマである。
手際の良し悪しが仕事を進める鍵になるのである。
仕事をとっ散らかしている奴をたまに見かける。忙しいこと自体を仕事だと思ってしまっているのだ。「あっ!これやらなくちゃ!そうだ、あっちもやらなくちゃ!、エッ!それもなの?ワッ~どうしよう!」と一人舞い上がりタイプは端で見ていれば滑稽ではある。
また、「うーーっ、ちょ、ちょっとまだなんです。すみません。もう少し時間が・・・」と時間消費量NO.1ないまどきエコじゃない奴もいる。
そして、その2タイプよりも始末に悪いのが、「言われた通りにやりましたよ」と指示完了タイプだ。
これらの手際の悪さを一つ一つ見ていく。
仕事は同時多発するのが当たり前である。種々雑多な仕事があるが、まずは「仕事の重要度」、「プライオリティ」を付けれれない人は、その訓練から必要だ。同時多発する仕事でも処理しなくてはならないのだから、重要度と優先度を自分で仕切らなくてはいけないのである。そのやり方は個人個人異なっていて構わない。だが、一度の処理能力には限界があるのだから、自分の仕事に順番をつけ、1番から始めていくことなのだ。簡単だと言うかも知れないが、定型の仕事ばかりではないのが世の常である。
次は、順番付けした仕事を、どれだけの時間で終えるのかを見込むことである。10分で出来る仕事もあれば、2時間・3時間必要な仕事もある。あるいは締め切りが来週一杯のものもあるだろう。
ただ、順序立てできた仕事がやってきたならば、それを予定した時間通りに処理しなくてはならないのだ。決めた時間を簡単に破ったり、容易に変更したり、妥協していたりすると、仕事は文字通り「山積」することになる。山積された仕事は、つまり意味のない代物と化し、ビジネスの機会を損失させ、個人の責任を放棄することになるのである。
時間厳守。
3番目は、充実度である。順番を決め、時間通りに行われた仕事でも、それは雑になっていないか?要求レベルを満たしているのか?指示されただけの仕事になっていないか?
仕事の充実度を上げるには自分の関与の度合いを上げることである。それは取りも直さず、仕事が与えられたものではなく、自分のものとして消化されているかなのである。
「人は仕事で磨かれる」と伊藤忠商事の丹羽宇一郎会長の著書にある。「自分が主人公の仕事」としなくてはならないのだ。
仕事で自分が磨かれるのであれば、どんどんと手際よく仕事をしていくことが、自分の人生の糧になるのだ。
手際のよさはセンスを磨くことでもある。どんな種類の仕事をどういう手順で進行していけるかを、頭の中で描けるセンスである。それは自分自らの姿勢でもあると思う。
※参考:「経営者の教科書」 江口克彦著 PHP研究所
※参考:「人は仕事で磨かれる」 丹羽宇一郎著 文芸春秋
先週6月17日(水)が弊社の第2回定時株主総会であった。その後の取締役会と併せて無事に終了した。この1年間代表取締役社長を務めることとなった。
どうぞよろしくお願いします。
いつも仕事は湧いてくる。一体どこから来るのだろうか?と本当に不思議に思ってしまう。だが、仕事は穴をあけるわけにはいかない。誰かに迷惑が掛かるばかりでなく、ビジネスが破綻してしまう。なので、溢れ出る仕事をうまく進めるには、が今日のテーマである。
手際の良し悪しが仕事を進める鍵になるのである。
仕事をとっ散らかしている奴をたまに見かける。忙しいこと自体を仕事だと思ってしまっているのだ。「あっ!これやらなくちゃ!そうだ、あっちもやらなくちゃ!、エッ!それもなの?ワッ~どうしよう!」と一人舞い上がりタイプは端で見ていれば滑稽ではある。
また、「うーーっ、ちょ、ちょっとまだなんです。すみません。もう少し時間が・・・」と時間消費量NO.1ないまどきエコじゃない奴もいる。
そして、その2タイプよりも始末に悪いのが、「言われた通りにやりましたよ」と指示完了タイプだ。
これらの手際の悪さを一つ一つ見ていく。
仕事は同時多発するのが当たり前である。種々雑多な仕事があるが、まずは「仕事の重要度」、「プライオリティ」を付けれれない人は、その訓練から必要だ。同時多発する仕事でも処理しなくてはならないのだから、重要度と優先度を自分で仕切らなくてはいけないのである。そのやり方は個人個人異なっていて構わない。だが、一度の処理能力には限界があるのだから、自分の仕事に順番をつけ、1番から始めていくことなのだ。簡単だと言うかも知れないが、定型の仕事ばかりではないのが世の常である。
次は、順番付けした仕事を、どれだけの時間で終えるのかを見込むことである。10分で出来る仕事もあれば、2時間・3時間必要な仕事もある。あるいは締め切りが来週一杯のものもあるだろう。
ただ、順序立てできた仕事がやってきたならば、それを予定した時間通りに処理しなくてはならないのだ。決めた時間を簡単に破ったり、容易に変更したり、妥協していたりすると、仕事は文字通り「山積」することになる。山積された仕事は、つまり意味のない代物と化し、ビジネスの機会を損失させ、個人の責任を放棄することになるのである。
時間厳守。
3番目は、充実度である。順番を決め、時間通りに行われた仕事でも、それは雑になっていないか?要求レベルを満たしているのか?指示されただけの仕事になっていないか?
仕事の充実度を上げるには自分の関与の度合いを上げることである。それは取りも直さず、仕事が与えられたものではなく、自分のものとして消化されているかなのである。
「人は仕事で磨かれる」と伊藤忠商事の丹羽宇一郎会長の著書にある。「自分が主人公の仕事」としなくてはならないのだ。
仕事で自分が磨かれるのであれば、どんどんと手際よく仕事をしていくことが、自分の人生の糧になるのだ。
手際のよさはセンスを磨くことでもある。どんな種類の仕事をどういう手順で進行していけるかを、頭の中で描けるセンスである。それは自分自らの姿勢でもあると思う。
※参考:「経営者の教科書」 江口克彦著 PHP研究所
※参考:「人は仕事で磨かれる」 丹羽宇一郎著 文芸春秋
by bn0707bn
| 2009-06-22 09:53