2009年 05月 14日
Vol.1 【2009年5月7日(木)】
5月1日(金)からビューティーナビは新しい経営体制となり、それに伴い会議体も改めた。毎週月曜9時からの朝会を新設し、その中で社長メッセージのコーナーを盛り込んだ。
とりあえず何か話すネタを探して、パワーポイントに描かなくてはならない。初回のことなので決まったテンプレートもない。
5月はGWの連休があったので、7日(木)が初の月曜朝会となった。
今回のテーマは、「変化への対応」である。
新体制になって、ビューティーナビ(以下、BN)も「変化」の時を迎ることになった。
東京コンサルトの一事業からエキサイトとのジョイントベンチャーとしての企業体になったのは、今から約2年前の2007年6月。サイトのオープンは今年で10周年を迎えるので、美容室・ヘアスタイル検索サイトでは老舗ではある。
が、内部環境が変わっただけでなく、最近の経済状況、マーケット動向、顧客、ユーザーといった外部環境は常に変化している。
なので、初回はその「変化への対応」とした。
「変化への対応」を考える前に、まづは「変化」とはどんなものなのかを理解しなくてはならない。通常、変化というのは、変わったかな?と後で振り返ってみて思うことなのかも知れない。だが、実は変化というのは、第1に、変化は「連続性がない。突然変異する」。つまり、一定の線上を右肩上がりに上って行ったとして、そのさきに急な変局点を迎えるというのではなく、不連続なのであり、ある日忽然と何かが現れるような状況になるということである。
次に、変化は「既存領域を超える。想定外」である。あるものごとの領域から逸脱してしまうのが変化であり、それは想定していなかった/出来なかった現象に遭遇することでもある。
3番目として、変化は「ゆっくり来ない。加速する」こととなる。忍び寄る変化というのはない。雪崩が起きるように突然に転がりだしたり、幾何級数的な倍速で席捲する。猛烈なスピードや回転を起こす。
では、この「変化」をもう少しイメージしやすく絵にしてみると、こんな感じになる。
1.「連続性がない。突然変異する」は、例えば左の絵だと、矢印がそのまま続いて行くのではなく、不連続で急に上昇するような感じになる。また、右の絵だと→として動いて行っていたのが、突如三角として出現する、といった感じだろうか?
だから、こういった変化には過去の経験や知識の延長線上だけでは対応が出来ないということになる。つまり、新しい知識や柔軟な対応が求められるということだ。
次に、2番目の「既存領域を超える。想定外」というのは、これまでの白い領域を超えた世界に突入してしまった、という絵で表現できるだろう。これまでとは違う異次元だ。また、その異次元では→の延長ではない何か異質なことが起きてしまう、という絵が右側になる。
こういった変化への対応は、自分の専門領域に安住することなく、違う世界にも首を突っ込んで行こうということだ。「変化への対応」とは「新しいことへの挑戦」と同義語である。
最後の「ゆっくり来ない。加速する」とは、まさに雪崩現象のように、雪だるま式のようにスピードアップしてしまうといった絵で表すことができるだろうか?
これには、腰が重くてはいけない、つまりそのスピードについて行けるスタートダッシュが出来るタメを持つことだ。しなやかな脚力は常日頃から磨いておかなければならない。
こういった性質を持つ「変化」への「対応」は、以上のようなことになるだろう。
※参考:土光語録「新訂」経営の行動指針 土光敏男著 産能大学出版部
5月1日(金)からビューティーナビは新しい経営体制となり、それに伴い会議体も改めた。毎週月曜9時からの朝会を新設し、その中で社長メッセージのコーナーを盛り込んだ。
とりあえず何か話すネタを探して、パワーポイントに描かなくてはならない。初回のことなので決まったテンプレートもない。
5月はGWの連休があったので、7日(木)が初の月曜朝会となった。
今回のテーマは、「変化への対応」である。
新体制になって、ビューティーナビ(以下、BN)も「変化」の時を迎ることになった。
東京コンサルトの一事業からエキサイトとのジョイントベンチャーとしての企業体になったのは、今から約2年前の2007年6月。サイトのオープンは今年で10周年を迎えるので、美容室・ヘアスタイル検索サイトでは老舗ではある。
が、内部環境が変わっただけでなく、最近の経済状況、マーケット動向、顧客、ユーザーといった外部環境は常に変化している。
なので、初回はその「変化への対応」とした。
「変化への対応」を考える前に、まづは「変化」とはどんなものなのかを理解しなくてはならない。通常、変化というのは、変わったかな?と後で振り返ってみて思うことなのかも知れない。だが、実は変化というのは、第1に、変化は「連続性がない。突然変異する」。つまり、一定の線上を右肩上がりに上って行ったとして、そのさきに急な変局点を迎えるというのではなく、不連続なのであり、ある日忽然と何かが現れるような状況になるということである。
次に、変化は「既存領域を超える。想定外」である。あるものごとの領域から逸脱してしまうのが変化であり、それは想定していなかった/出来なかった現象に遭遇することでもある。
3番目として、変化は「ゆっくり来ない。加速する」こととなる。忍び寄る変化というのはない。雪崩が起きるように突然に転がりだしたり、幾何級数的な倍速で席捲する。猛烈なスピードや回転を起こす。
では、この「変化」をもう少しイメージしやすく絵にしてみると、こんな感じになる。
1.「連続性がない。突然変異する」は、例えば左の絵だと、矢印がそのまま続いて行くのではなく、不連続で急に上昇するような感じになる。また、右の絵だと→として動いて行っていたのが、突如三角として出現する、といった感じだろうか?
だから、こういった変化には過去の経験や知識の延長線上だけでは対応が出来ないということになる。つまり、新しい知識や柔軟な対応が求められるということだ。
次に、2番目の「既存領域を超える。想定外」というのは、これまでの白い領域を超えた世界に突入してしまった、という絵で表現できるだろう。これまでとは違う異次元だ。また、その異次元では→の延長ではない何か異質なことが起きてしまう、という絵が右側になる。
こういった変化への対応は、自分の専門領域に安住することなく、違う世界にも首を突っ込んで行こうということだ。「変化への対応」とは「新しいことへの挑戦」と同義語である。
最後の「ゆっくり来ない。加速する」とは、まさに雪崩現象のように、雪だるま式のようにスピードアップしてしまうといった絵で表すことができるだろうか?
これには、腰が重くてはいけない、つまりそのスピードについて行けるスタートダッシュが出来るタメを持つことだ。しなやかな脚力は常日頃から磨いておかなければならない。
こういった性質を持つ「変化」への「対応」は、以上のようなことになるだろう。
※参考:土光語録「新訂」経営の行動指針 土光敏男著 産能大学出版部
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by bn0707bn
| 2009-05-14 21:02